WordPressのはじめかた

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WordPressには2種類あって、1つはwordpress.comに登録して使う方法(webホスティングサービス)と、もう1つは、レンタルサーバーを借りて、無料のWordpressを設置して利用する方法とがある。

WebサービスのWordpress.comに登録して使う方法については下の記事を参考

ここで説明する「Wordpressのはじめ方」は2つめのレンタルサーバーを借りる方法。

最初に断っておかないといけないことは、このパターンだと、少なくとも(1)ドメインと(2)レンタルサーバーの料金がかかるということ。Wordpressの有料テーマや有料プラグインを使うなら、更にコストがかかる。必要経費と割り切れることが必要。

大まかな流れ

1)ドメインを取得する

2)レンタルサーバーを借りる(レンタルサーバー業者と契約する)

3)WordPressをインストール/各種設定をする

ドメインを取得する

最近、レンタルサーバーを新規に契約するとドメインがついてくるというサービスもあるので、新たにドメインを取得する場合には検討するといいだろう。

Webサイトの住所になるURLとして表記される https://XXXXX.com の「XXXXX.com」の部分が独自ドメインだ。似たドメイン名はあっても、まったく同じドメイン名は世界広しといえども2つとない。Webサイト運営するには割と大事だ。よく考えて決めよう。

独自ドメインを取得するには、ドメイン管理業者から取得するのが一般的だ。だが、レンタルサーバー業者とドメイン管理業者が、同じ企業だったりすることもあって、レンタルサーバー業者と契約するとドメインが無料でついてくる、といったサービスを提供してることがある。ドメインを取得するにはお金がかかる。ドメイン名の人気や契約期間によって料金も変わるが、ドメイン料金は年々値上がりしてる傾向にある。いつまで続くかはわからないが、こういった特典はうまく活用したい。ドメイン業者が欲しいドメインを取り扱っているかどうか、よく確認して決めるといいだろう。

ドメインを無料提供している主なレンタルサーバー業者

2023年7月時点で無料ドメインの特典を付与しているレンタルサーバー業者

1. ロリポップ!
ドメインずっと無料

 

MuuMuu Domain!   ムームードメイン

ひとことメモ:MuuMuuDomainを先に契約すると、返金処理の取り扱いとなるので少々面倒。LOLIPOP!レンタルサーバーから契約する方がよさそう。

2. エックスサーバー

レンタルサーバー 独自ドメイン2つ永久無料

3.お名前.comレンタルサーバー 独自ドメイン実質0円

4. シンレンタルサーバー

5.KAGOYAのレンタルサーバー

上記で上げたレンタルサーバー業者は、いずれも長期に渡って事業を継続しているので、そう簡単に事業終了することはない点で安心できると思う。また、サポートもそれぞれ充実している。細かいサービスを見比べる必要はあるが、どこを選んでも大きな差はない。

例えば、バックアップ機能。ロリポップだと自動バックアップ機能はオプション扱いで月額330円かかる。これが、Xserverだと自動バックアップ機能は標準機能でついてくる。といった違いがある。

しかし、Wordpressを利用することを前提とした場合、豊富なプラグインがあるのでそれらの中からバックアップ機能を追加することは可能だ。

価格だけを重視した場合は、ロリポップでドメイン永久無料プランを利用するのがいいだろう。

注意:EC-CUBEを利用する場合、ロリポップだと仕様上EC-CUBE 4 はうまく動作しない、といった情報がある。

どの業者で契約するかは、重視している機能が提供されているかどうかで判断してほしい。

無料特典を受ける場合は、申し込み時に併せて申し込むことを注意しよう。

ドメインの無料特典はないが、さくらのレンタルサーバーも老舗なのであげておく。

さくらのレンタルサーバ

契約する

どこのレンタルサーバー業者と契約するかを決めたら、各業者の案内に沿って、契約を申し込む。多くの事業者は、無料契約期間を設けている。うまく活用しよう。ドメイン料無料の特典を利用する場合の注意事項はよく読んでおこう。せっかくの特典を無駄にしかねない。

WordPressのインストールと基本的な設定

ここではロリポップでの設定を例に説明する。どこのレンタルサーバー業者でも大きな違いはない。

独自ドメインの設定

独自ドメインを取得する

ロリポップの「独自ドメイン設定」でドメインを検索すると、ムームードメインの検索結果が表示される。

希望する独自ドメインが決まったら、購入(契約)する。

ロリポップ(レンタルサーバー)に戻って、独自ドメインの設定をする。

「設定する独自ドメイン」に取得した独自ドメインを入力。

「公開(アップロード)フォルダ」にWordpressのデータを保存するフォルダの名前を入力。わかり易い名前にしておく。

途中で、DNSの管理をムームーDNSにするように表示された場合は、設定する。

ムームーDNSは、GMOペパボ内のサービスであれば、細かい設定なしに連携してくれるもの。

ムームーDNSの設定は、ロリポップとムームードメインの設定画面を行ったり来たりするので、それぞれの画面をブラウザで開いておくと設定しやすい。

【ロリポップの設定メニュー】
左メニューの「サーバーの管理・設定」>「ムームーDNSへ移行」>独自ドメインを選択>「ムームードメインコントロールパネル」をクリック

【ムームードメイン】
ムームードメインのコントロールパネルの「ドメイン管理」の「ムームーDNS」を開く

処理欄の「利用する」をクリック。

【ロリポップのムームーDNSへ移行画面】
「移行する」ボタンをクリック

【ムームードメイン】
ムームードメインのコントロールパネルの「ドメイン管理」の「ムームーDNS」で「変更」ボタンを押してホームページの項目を「ロリポップ!」にして「セットアップ情報変更」をクリック

ムームードメインのコントロールパネルの「ドメイン管理」の「ネームサーバー設定変更」を開く。
該当のドメインの「ネームサーバ設定変更」ボタンをクリック

「ムームードメインのネームサーバ(ムームーDNS)を使用する」を選択して「ネームサーバ設定変更」ボタンをクリック
これで、独自ドメインの設定は完了

WordPressをインストールする

ロリポップの管理メニューを開く

「サイト作成ツール」>「WordPress簡単インストール」を選択

設定項目を入力する。

サイトURL:使用する独自ドメインを選択する。スラッシュ(/)の後ろはサブディレクトリを設定する場合に入力する。

インストール先の設定

利用データベース:新規の場合は「新規自動作成」で問題ない。既にデータベースがある場合は新たにデータベースを作る方が管理しやすい。同じデータベースに複数のWebサイトを入れることも可能だが、管理しにくくなる。

WordPressの設定

サイトのタイトル:任意のサイトタイトルを入力する。入力しなくてもよい。後で変更可能。

ユーザー名(*):半角英数字で入力する。WordPressのダッシュボード(管理画面)にログインする際のIDになる。後で変更可能。

パスワード(*):半角英数字と記号が使える。8文字以上の任意のパスワードを設定する。WordPressのダッシュボード(管理画面)にログインする際のパスワードになる。後で変更可能。

パスワード(確認)(*):上のパスワードで決めたものと同じものを再入力する

メールアドレス(*):WordPressの管理に関する通知が届く。任意のメールアドレスを入力する。後で変更可能。

最初に設定するWordPressテーマを選択:任意のものを選択する。後で変更可能。

以上を入力したら、「入力内容確認」ボタンをクリック

確認画面が表示されるので「承諾する」にチェックを入れて「インストール」ボタンをクリック

しばらく待てば、自動的にインストールされる。

レンタルサーバーやドメイン側で指示してくれるので、落ち着いて対応しよう。わからないときはヘルプ画面を参照するなどして進めよう。


手動でインストールする手順については別記事で説明する。

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